副作用・注意点はあるの？

高麗人参と人間との関係は数千年前のはるか昔から続いています。
漢方薬や生薬をはじめとして様々な方法で活用されてきたわけですが、現在ではサプリメントというかたちで、
誰でも簡単にお手頃な値段で購入できるまでになっています。

しかし、そんななかで副作用を気にする声もしばしば聞かれます。
確かに、これだけの有用性があるのにリスクは皆無ということが信じられないという印象は受けます。

結論からいえば高麗人参には副作用がありません。
医薬品ではないので当然といえば当然ですが、そういった症状が引き起こされることはないのです。
そもそも副作用は薬局などで処方される医薬品の持つものです。
高麗人参はあくまでもサプリメントであり、食材として考えられています。
それ故に、一切心配はいらないのです。
極端にいえばスーパーで売られているお惣菜や肉・魚などに副作用がないのと同じ理由です。

しかし、そんな高麗人参にも服用に際していくつかの注意点があります。
ここでは、その詳細について解説しています。

アレルギー・過剰摂取

アレルギーについては十分な注意が必要です。
引き起こされる可能性はごくわずかですが、絶対に起きないとは言い切れません。
一概に判断する事はできませんが、体質や体調によっては摂取しない方が良い場合もあります。

アレルギーによる症状の具体例としては下記のようなものが挙げられます。

●肌が赤みを帯びる
●かゆみや発疹がでる

アレルギー体質の方や体調がすぐれない方は特に注意しましょう。
心配な場合はあらかじめ医師に相談して指示を仰ぐのもひとつの手です。

過剰摂取は絶対にしないようにしましょう。
必要以上に摂取しても効果が上がるということは特にありません。
そればかりか、逆に身体の負担となってしまう可能性があります。

そもそも朝鮮人参にかかわらず、健康食品やサプリメント、一般の食材にいたるまで、
偏った過剰摂取は身体に毒です。
サプリメントであればパッケージなどに服用方法が丁寧に説明されています。
しっかりと読んで、それに従いましょう。

好転反応

朝鮮人参は漢方薬などに用いられる東洋医学の代表的な生薬です。
それゆえに「好転反応」もしくは「メンケン反応」と呼ばれる症状が引き起こされる場合があります。
特に服用の初期段階には要注意です。

これは身体の毒素が排出される時に起こる症状で、頭痛や腹痛が引き起こされます。
ただし、あくまで一時的なものであり、文字通り症状が好転しているという
一種の証拠のようなものなので心配はいりません。

もし長引いてしまうようなら服用をいったんストップするといいでしょう。
心配なら医師に相談するのが理想的です。
こちらのサイトの抗アレルギー作用のある高麗人参についてのページも大変参考になります。